イギリスで『You Don’t Know What War Is : The Diary of a Young Girl from Ukraine』として書籍化され、世界中で大きな反響を呼んだ書籍の邦訳版『ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記』(イエバ・スカリエツカ著、神原里枝訳、小学館クリエイティブ発行、小学館発売)の制作に協力しました!

原著者イエバ・スカリエツカは2010年2月、ウクライナ第2の都市ハルキウで生まれた少女です。
彼女は2022年2月に12歳の誕生日を迎え、仲間や家族から祝福を受けて幸せを感じていました。ところが、そのわずか10日後にロシアによるウクライナ侵略が始まったことで、人生は一変。祖母と共に暮らすハルキウが攻撃下に置かれたため、地下へ避難したイエバは備忘録として日記を書き始めます。

爆撃の恐怖に震えながらの避難生活、戦火を逃れるために故郷を離れて西へと向かう決断、離ればなれになった友人たちとのメッセージのやり取り、突然の戦争に疲弊し、苦しみながらも前向きに生きようとする思いなど、イエバがアイルランドに逃れるまでの67日間をリアルに綴った日記は、2022年10月にオール英語で書籍化されると、世界各地で大きな反響を呼びました。

すでに英語の原書は20か国以上で翻訳版が出版されており、中でも2023年2月に刊行されたハングル版は、韓国の人気作家ソン・ウォンピョン『アーモンド』『三十の反撃』『プリズム』など)にとっての初の訳書となりました。

大人とは違う感性で表現された「誰も知らない戦争のリアル」が綴られた本書は、本日12/8(金)より全国の書店およびオンラインにて発売されます。

遡ること1941年12月8日は太平洋戦争の開戦の日であり、現在の日本に生きる我々にとって12月8日は不戦を誓う日でもあります。是非この機会にお買い求めください!